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GLOSSARY

デザイン用語集

デザイン用語集

ベクターデータ

ベクターデータとは

ベクターデータベクターデータ(vector)は、印刷物やWebサイトなどのグラフィックスを作成する際に広く使用されています。

ベクターデータは「ベジェ曲線」という数式を用いて、自由な線を描きますので、どれだけ拡大縮小してもぼやけたり歪んだりすることはありません。

このため、高品質なグラフィックスが必要な場合に重宝されています。

デザイン業界ではベジェ曲線で線や図形を描くことを「パスを描く」とも呼ばれています。したがって、「パスデータはありますか?」と聞かれたら、「ベクターデータはありますか?」と同じ意味になります。

また、デザイナーや印刷会社とやり取りする際に、よく「Illustratorデータはありますか?」とも聞かれると思います。こちらも同様です。
要するに「ベクターデータ」化されているデータのことを指していますので、覚えておきましょう。

ベジェ曲線とは

ベジェ曲線とは、フランスの自動車会社『ルノー』の技術者であったピエール・ベジェ氏が、車体デザインのためにコンピューター上で滑らかな曲線を描く手法として考案したものです。

コンピューター上で滑らかな曲線を描くのに2、次ベジェ曲線 (Quadratic Bézier curve) 、3次ベジェ曲線 (Cubic Bézier curve) などが広く利用されています。

ベクターデータの主な特徴

  • 数学的な定義に基づいて図形を表現するため、拡大縮小や回転などの処理を行っても、画質が劣化することがない。
  • 比較的小さいファイルサイズであり、複雑な形状を表現する場合でも、通常の画像データよりも圧縮率が高い。
  • テキスト、図形、イメージを自由に組み合わせることができる。
  • 編集が容易であり、形状や色などを容易に変更することができる。
  • 印刷物の品質に必要な高精細なグラフィックスを提供することができる。

ベクターデータとラスターデータとの違い

ベクターデータとラスターデータ(raster)はよく比較されます。

それぞれ、掲載する媒体(紙、WEB)や用途を考えて使用するデータを選ぶ必要があります。
ベクターデータは、細い線などの複雑なグラフィック、ロゴなどに適しています。
ラスターデータは、画像、写真など複雑なカラーを表現するのに適しています。容量が軽いのも特長の一つです。

ベクターデータとラスターデータとの違い

ベクターデータの拡張子

ベクターデータの一般的なファイル形式には、Adobe Illustratorで編集可能なAI(Adobe Illustrator)、EPS(Encapsulated PostScript)などがあります。

他に、Web用に設計された.svg(Scalable Vector Graphics)ファイル形式も有名です。

株式会社ノーブランドノーブランドでは

当社では、Adobe Illustratorでデータ作成を行っております。

そのため、イラストやロゴマークをベクターデータで作成することができます。

特にロゴマークに関しては、必ずベクターデータで作成しています。
ロゴマークのベクターデータがなく、画像しかない方には、弊社でロゴマーク起こし(ベクター化)も行えますので、お気軽にご相談ください。

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