執筆者:後藤ようこ
後藤 ようこ取締役副社長
スキル
- ランディング(執筆)
- ディレクション
- コンサルティング
大学病院で看護師として働いたのち、看護教員の資格を取得し看護教育に携わりました。
現在は株式会社ノーブランドの取締役としてウェブサイトやパンフレット制作のディレクションを担当しています。(ディレクションは20年以上の経験を持ちます。)
また、医療系の出版社で医療記事の連載をした経験があります。医療記事をはじめ、販促物に掲載する原稿作成(ライティング)も担当しています。医療知識を持っているため、医療、介護、福祉関係のお客様が多いです
これまで学んできた、教育学、人間関係論、心理学などの知識を活かし、販売促進に関わるコンサルティングも行っています。
<記事の概要>
UD(ユニバーサルデザイン)に配慮した印刷物制作になっているかを確認するチェックシートをまとめました。目 次
1ユニバーサルデザイン(UD)をチェックしよう
パンフレットやカタログなどの印刷物のデザインが、UD(ユニバーサルデザイン)に配慮された内容になっているかのチェックシートがありましたのでご紹介します。下記は、『わかりやすい印刷物のつくり方 ~ユニバーサルデザインの視点から~』を参考にしてまとめています。
自社の印刷物を、下記のチェックシートに照らしてUD(ユニバーサルデザイン)に沿っているかチェックしてみよう!
1.文字について
※A4版の場合は12ポイントから14ポイントが推奨されています。
※ゴシック体が見やすいとされています。長文の場合は明朝体が見やすいです。
※字間、行間がつまってないことが推奨されています。
2.文章表現について
3.色使いについて
※濃い赤は黒やこげ茶と混同しやすく識別しづらいとされています。
※緑は赤や茶色と混同しやすく、黄緑は黄色と混同しやすいため避けたほうが良いです。
※白内障の方は、黄色と白とクリーム色を混同しやすいとされています。
※これらの組み合わせは識別しにくいとされています。
4.グラフや図の使い方について
※図中に書き込めない場合は領域に引き出し線をつけて、何を表すかを指し示します。
5.その他
弊社では、各種印刷物制作(パンフレット、チラシ、カタログ制作など)において、UD(ユニバーサルデザイン)に配慮した制作も承っております。(オプション料金)通常の制作見積り依頼の際に、「UD(ユニバーサルデザイン)対応で」とご相談ください。
2参考文献
なお、本記事は以下の『わかりやすい印刷物のつくり方 ~ユニバーサルデザインの視点から~』を参考にしてまとめています。
わかりやすい印刷物のつくり方 ~ユニバーサルデザインの視点から~
3UD検定に合格したデザイナーがアドバイス制作をします!
ユニバーサルデザインをご希望される場合は、UD検定(※1)に合格したデザイナーが制作させていただきます。
制作物のご用途やお使いになるユーザーの傾向をお伺いし、言葉や図の効果的な使い方、色の組み合わせ、書体の選定など、ユニバーサルデザインにそったアドバイスをさせていただき、お客様に合わせて制作をさせていただきます。
※1) UD検定・初級 認定番号 第000960号
国際ユニヴァーサルデザイン協議会【IAUD】
https://www.iaud.net/
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