パンフレットデータを
PDF化してメールで送信

プロのデザイナーが作ったパンフレットやカタログの印刷データは、主にアドビのイラストレーターというアプリケーションで作成されています。そのため、印刷用のデータはこのアプリケーションが無いと開くことができません。よって、イラストレーターというアプリケーションで作られたデータは、お客様の手元に納品されることはありません。

一般的に、ビジネスの現場で使いやすいのは、同じアドビの『PDF』というデータ形式でできたデータファイルです。

PDFデータであればパソコンの中にPDFリーダーが入っていれば、誰でもファイルを開くことができます。（だいたいのパソコンに入っています）そして、印刷データと違いデータが圧縮されていますのでデータ容量も軽いため、メールに添付して顧客に送ることができます。

さらに、ホームページが入っているサーバにアップロードしておけば、ブラウザで開いて見ることもできます。
弊社では、パンフレットやカタログの印刷データを、メールなどでやりとりできるPDFデータ化して納品するサービスを行っています。

トンボと塗り足し

通常、印刷データには必ずトリムマークがついています。
トリムマークは日本では『トンボ』と呼ばれ、かならずついている目印です。

トリムマークは印刷の際の仕上がりサイズを指定するものです。印刷会社ではトリムマーク（トンボ）のついたデータを大きな用紙に印刷したのちの、トリムマーク（トンボ）に合わせて断裁を行います。実際の仕上がりサイズは断裁するラインまでですが、印刷データは3mmの『塗り足し』を加えて、少し余裕のあるサイズで仕上げています。塗り足しは実際に注文するサイズよりも上下左右に3mmずつ設けています。

印刷データのままトリムマーク（トンボ）を外してPDF化する方法

A4サイズなどに分割してトリムマーク（トンボ）を外してPDF化する方法