執筆者:後藤ようこ
GoogleサーチコンソールGoogleの検索結果に古いタイトルが表示される場合の解決策
- 2021年09月14日
- ノウハウ
- Google・ GoogleSearchConsole・ ホームページ制作のコツ
執筆者:後藤ようこ
後藤 ようこ取締役副社長
スキル
- ランディング(執筆)
- ディレクション
- コンサルティング
大学病院で看護師として働いたのち、看護教員の資格を取得し看護教育に携わりました。
現在は株式会社ノーブランドの取締役としてウェブサイトやパンフレット制作のディレクションを担当しています。(ディレクションは20年以上の経験を持ちます。)
また、医療系の出版社で医療記事の連載をした経験があります。医療記事をはじめ、販促物に掲載する原稿作成(ライティング)も担当しています。医療知識を持っているため、医療、介護、福祉関係のお客様が多いです
これまで学んできた、教育学、人間関係論、心理学などの知識を活かし、販売促進に関わるコンサルティングも行っています。
<記事の概要>
ウェブサイトのリニューアル後、Googleの検索結果に古い情報が表示されている場合は、Googleサーチコンソールを使った「URL申請」を行いましょう最短で翌日にはデータが更新されます。目 次
1ウェブサイトをリニューアルしてもGoogleの検索結果が変わらない
先日、愛知県にあるオーダースーツのお店、清雅屋さんのウェブサイトをリニューアルさせていただきました。とても素敵なウェブサイトになったので、ぜひ、下記のサイトを御覧ください。
オーダースーツ 清雅屋
さて、そんな清雅屋さんから、『ウェブサイトのリニューアル後、Googleの検索結果に古い情報が表示されている』とご相談がありました。
世界最大手の検索エンジン Googleのロボットは、世界中のウェブサイトを定期的に巡回し、最新の検索結果を更新しています。毎日、そのデーターベースが置き換わるわけではありませんので、その検索結果の表示内容にタイムラグが生じてしまいます。
そのため、せっかくリニューアルしたのに、Googleの検索結果には古い情報が表示されたままになっていました。
今回は、清雅屋さんは場所を移転してのリニューアルオープンでしたので、古い住所のままの情報がGoogleに表示されたままだと、ユーザーに多大な迷惑をかけてしまいます。
もちろん、Googleのロボットが巡回して、データベースが更新されれば、新しい情報に書き換わります。しかし、そのタイミングは、いつなのかは誰にもわからないのです。1週間後かもしれませんし、数カ月後かもしれません。
そこで、今回は、Googleサーチコンソールを使った「URL申請」を行いました。
この機能を使うことで、翌日には、その情報が書き換わる可能性があります。同じ問題でお困りの方がいらっしゃるかもしれませんので、その方法についてまとめてみますので、御覧ください。
2Googleサーチコンソールを設置しよう
Googleサーチコンソールとは、Googleが無料で提供しているツールで、サイトのアクセス数の分析ができるGoogleアナリティクスとは異なり、サイトのアクセス前のデータを取得できる解析ツールです。それぞれのサイトにアクセスする前に、どんなキーワードでアクセスされたかなどを知ることができ、ウェブサイトの運用には、非常に便利なツールです。
ウェブサイトを運用する際には、Googleサーチコンソールの設定は必須といっても過言ではありません。
また、Googleサーチコンソールの機能の中に、『URL申請』という機能があります。ウェブサイトが大きく変更された時や、新たにコンテンツを追加したとき、ブログを更新した時など、この機能を通して、Googleにロボットが巡回してくれるよう申請できる便利な機能です。
この『URL申請』を使って、Googleの検索結果の表示内容を、最新のものに更新してもらうよう、依頼することで問題解決ができますので、最後までお読みください。
まず最初に、Googleサーチコンソールの登録方法です。Googleサーチコンソールへの登録の仕方については、別のコラムでまとめておりますので、こちらをご参照ください。
GoogleSearchConsoleの登録方法
すでに、Googleにインデックスされている場合は、下記のような画面になりますので、もう一度、インデックスしてもらうよう、『インデックス登録をリクエスト』ボタンを押下します。
3Googleサーチコンソールで『URL申請』しよう
上記のとおり、Googleサーチコンソールの設定ができたら、早速、リニューアルしたウェブサイトの『URL申請』をしてみましょう。まずは、Googleサーチコンソールを申請したいプロパティを選択しておきます。
次に、『URL申請』をクリックします。
上部の枠に、書き換えをお願いしたいウェブサイトのURLを入力します。(間違わないよう、コピー&ペーストで入れましょう)
入力したら、returnボタンを押下すると、このサイトがGoogleにインデックスされているかを調べてくれます。下記のような画面になったら正解です。
すでに、Googleにインデックスされている場合は、下記のような画面になりますので、もう一度、インデックスしてもらうよう、『インデックス登録をリクエスト』ボタンを押下します。
その後、下記の画面になったら完了です。ここは、1~2分程度、時間がかかる場合もありますが、画面が切り替わるまで待ちましょう。最後に、『OK』を押下して完了です。
4最短で翌日にはデータが更新
リニューアル後に、Googleサーチコンソールで、『URL申請』を再度行うことで、早い人だと、翌日には新しいウェブサイトの情報に置き換わります。更新される時間にはバラツキがありますが、行わなかった場合と比べ、かなり短い期間で更新されることが多いです。(更新の時期は保障できません)
ちなみに、清雅屋さんのウェブサイトは、申請した翌日には新しい情報に書き換わっていました。
また、日々更新するブログのURLを毎回申請するのも効果的ですので、うまく活用していきましょう。
Googleサーチコンソールは、ウェブサイト運営において、様々な活用ができる無料ツールです。必ず設定することをおすすめいたします。