デザイン用語集
FMスクリーン
FMスクリーンとは
オフセットフルカラー印刷には、FMスクリーン方式とAMスクリーン方式の２種類の印刷方式があります。
それぞれ、スクリーン線数が異なるため、印刷の仕上がりも異なります。（スクリーン線数についてはこちら）
FMスクリーンとは、印刷用の画像処理技術の一つです。
ランダムに配置された小さな点の大きさや密度を変えて階調を表現する一般的な印刷方式で、印刷物に細部やテクスチャーを追加することができ、解像度を低下させることが少ないというメリットがあります。
AMスクリーンと違い、モアレの発生を軽減できるためグラデーション・木目・貴金属・ベタ、細い罫線なども美しく再現できます。
FMスクリーン方式はスクリーン線数が200〜300線です。
より細やかで精密な表現が可能になるため、印刷品質を重要視する場合はFMスクリーン方式が推奨されます。
FMスクリーン印刷を安定的に行うためには、高度な印刷技術とそれを担う品質管理を必要としますので、限られた印刷会社しか対応していません。
印刷品質については、以下の用語集も併せて御覧ください。
ノーブランドでは
弊社では、お客様の作る制作物の内容や目的に合わせて、FMスクリーン方式で印刷したほうが良い場合は、その都度提案しています。
芸術性を重視する商品や高額商品などのカタログでは印刷物の印象が重要です。
高品質の印刷品質を求める方や細かい色の規定がある場合には、FMスクリーン方式をおすすめしています。
弊社ではFMスクリーンを得意とする印刷会社様と数十年に渡りお仕事をしています。そのため、印刷会社との連携がとれているとともに、品質管理の面でもさまざまなアドバイスが可能です。
それぞれのお客様のニーズに合わせて制作を進めていきますのでご安心ください。
