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後藤ようこ

執筆者:後藤ようこ

印刷ノウハウ【印刷のプロ直伝】ネット印刷 vs. 地元の印刷所、メリット・デメリット完全比較

  • 2025年03月10日
  • ノウハウ

<記事の概要>

ネット印刷は低コスト・短納期・大量印刷向き、地元の印刷会社は品質・細かい調整・特殊加工向き。用途に応じて使い分けることで、最適な仕上がりを実現できます。ネット印刷と地元の印刷所の特徴を比較しました。

1はじめに:ネット印刷と地元の印刷会社、どっちがいいの?

印刷物を発注する際、皆さんはこんなことで悩んでいませんか?

  • ネットの方が安いけど、本当に大丈夫?
  • 地元の印刷会社は信頼できるけど、コストが気になる
  • 納期や品質にこだわるなら、どっちを選ぶべき?

特にデザインや印刷にあまり詳しくない人にとっては、どちらを選べばいいのか分かりにくいですよね。

弊社は、印刷機械を持っていませんので、会社案内パンフレットなどのデザインが出来上がったら印刷会社に発注をしています。そして弊社では、案件の内容によってネット印刷と地元の印刷会社を使い分けています。


ネット印刷を使うケース

  • チラシやフライヤーなど大量印刷が必要でコストを下げたいとき
  • 名刺やポストカードなど、定型サイズ&シンプルな印刷物のとき
  • 急ぎの案件で、短納期が最優先のとき

地元の印刷会社を使うケース

  • 色や紙の質にこだわりたい案件(ブランディング重視)
  • 特殊なサイズや特殊加工が必要なとき(箔押し・型抜き・厚紙など)
  • 色合わせなど細かい調整が必要なとき(直接打ち合わせできるメリット)

ネット印刷では色合わせはできないよ♪

アドバイス多くのネット印刷では、色合わせはできません。前回の印刷と同じカラーで印刷したい場合は、ネット印刷では物理的に対応ができないことがほとんどです。そのため、ブランディング重視でカラーを忠実に表現したい場合、また、増刷時の色の誤差を回避したい場合は、ネット印刷以外の方法を選択しています。

このように、発注する内容によって最適な選択肢は変わります。
この記事では、「どんな場合にネット印刷を使うべきか?」 「どんな案件なら地元の印刷会社の方が良いのか?」 を具体的に比較し、発注時の判断基準を解説していきます。

2ネット印刷のメリット・デメリット

ここからは、具体的にネット印刷のメリット・デメリットを解説していきます。
日々、印刷の現場で感じていることや体験談なども交えて説明していきますので、ご参考ください。

ネット印刷のメリット

1.価格が安い

ネット印刷のメリットは、なんといっても価格のやすさです。
ネット印刷会社が、一度に大量の印刷を処理することでコストを抑える仕組みになっています。複数の案件を面付けによって一度に印刷できるため、コストを下げることができます。

2.注文が24時間可能

ネット印刷なら、深夜でも早朝でも好きなタイミングで入稿・注文ができます。インターネット環境があれば、いつでも手続きが進められますので、忙しい方は自分のベースでできるので助かります。ただし、入稿データにミスがあると、納期がズレる可能性があるので、注意しましょう。

3.テンプレートの利用

特に名刺・チラシ・ポスターなどの定番印刷物は、ネット印刷側で既製のテンプレートを用意していることがあります。よって、初心者でも比較的簡単に注文できます。ただし、細かいデザインのカスタマイズはできませんので、ブランドの統一感を出したい企業向けには不向きな場合がありますので注意が必要です。

4.急ぎの案件に強い

ネット印刷は、当日発送や翌日発送のオプションがあるため、短納期の案件に強いのが特徴です。しかし、短納期になればなるほど印刷料金が高いので注意が必要です。

土日祝の対応状況は印刷会社によって異なりますのでチェックしましょう。

ネット印刷のデメリット

1.印刷についての知識が必要

ネット印刷は完全データ入稿が前提です。

データ入稿後にレイアウト調整・色味補正・フォントの修正などはできません。(*)入稿データにミスがあると、そのまま印刷されてしまいます。上級者でないと、かなりリスクがあります。そういう意味では、入稿データの知識がある人向けのサービスです。


*:データの差し替えは再入稿などの手続きが必要。その分納期が延長。

2.担当者と直接やり取りできない

ネット印刷は完全オンライン対応のため、印刷会社の人と「細かい相談をしたい」「紙やインクについて質問したい」 という場合に不便です。
もちろん電話でのサポートセンターも用意されていますが、何度も何度もこまめに確認することは現実的ではありません。よって印刷に慣れている人でないと思わぬ印刷トラブルのリスクがあります。

3.紙や色の仕上がりを確認できない

ネット印刷は サンプルを確認せずに発注するため、仕上がりの色味が想像と違うことがあります。特に、モニター上でPDF確認したときと実際の印刷の色の違いが生じる場合がありますので注意が必要です。心配な場合は、できるだけ色校正をとりいれましょう。色校正はオプションサービスになりますので、その分費用がかさみます。

4.特殊加工には向かない

ネット印刷は基本的に「標準仕様」に最適化されているため、特殊加工には対応していないことが多いです。箔押し・エンボス・型抜き、厚紙・和紙・特殊紙、変形サイズ・冊子製本のカスタマイズなどはネット印刷では受けてもらえない場合がありますので、よく調べて印刷会社を選びましょう。

データ不備に注意しよう♪

アドバイス多くのネット印刷では、ネットで注文・入稿した後は納品までワンストップで進みます。ただし、データに不備があった場合は、メールなどで連絡してくれる場合がありますが、細かな不備などはスルーされるリスクがあります。

再印刷になるような大きなエラーに関しては、ネット印刷会社からのフィードバックはあるものの、細かな部分で見過ごされて印刷される場合もありますので、印刷データ作成に慣れている人が入稿したほうが安全です。

3地元の印刷会社のメリット・デメリット

ネット印刷と比較すると、地元の印刷会社は「品質重視・カスタム対応向き」の選択肢になります。特にブランドのこだわりが強い企業や、オリジナル性を求める場合は、きめ細やかに対応してもらえる地元の印刷会社を選ぶメリットが大きいです。

地元の印刷会社のメリット

1.対面で打ち合わせができる

地元の印刷会社は、直接訪問して打ち合わせしやすいため、細かい調整や相談がしやすいのが大きなメリットです。

紙の質感、色の発色、特殊加工の有無など、細かに打ち合わせが可能です。実際に紙のサンプルを触りながら決められたり、ネット印刷よりも不安感が少なく、特に特別仕様の発注がしやすいです。

2.紙や印刷の仕上がりを事前に確認

地元の印刷会社なら、この紙で印刷すると、実際にどう見えるのか?など、直接アドバイスをもらうことができます。様々な経験に基づくアドバイスは安心して印刷に進めます。ネット印刷では、紙の質感や色味などの相談は難しいため、色ズレや質感の違いによるミスが起こるリスクがあります。

3.特殊加工やカスタム仕様に強い

ネット印刷では汎用的な仕様のみを受注することで価格を安くしているところが多いです。しかし、地元の印刷会社さんであれば「箔押し」「型抜き」「エンボス加工」などの特殊加工をしたい場合など、相談に乗ってもらえることが多いです。

4.リピート時の柔軟な対応が可能

地元の印刷会社なら過去のデータを保存してくれているところが多く、同じ版の印刷の場合、増刷の手配が簡単な場合が多いです。ネット印刷も過去のデータで印刷してくれますが、すべてネット上で依頼するため、慣れない人は少し不安になるかもしれません。

5.特殊なインキでの印刷が可能

地元の印刷会社の場合、環境に配慮したベジタブルインキなどの特殊なインキでの印刷が可能な場合があります。多くのネット印刷会社では特殊インキでの受付をしていないことが多いので、このようなインキを使用したい場合は地元に印刷会社に依頼しましょう。

FMベジタブルインキについて

6.高品質印刷が依頼できる(FMスクリーンなど)

地元の印刷会社に依頼するメリットのひとつに、スクリーン線数の高い印刷ができるという点があります。スクリーン線数とは、印刷物の細かさや滑らかさを決める要素で、一般的なネット印刷では175線程度が標準ですが、地元の印刷会社なら200線以上の高精細印刷に対応している場合があります。(FMスクリーン)

これにより、グラデーションが滑らかになり、写真やイラストのディテールがより美しく再現できるため、高級カタログや美術印刷など、細部にこだわる印刷物には地元の印刷会社が最適です。「より高品質な仕上がりを求めるなら、スクリーン線数の高い印刷ができる地元の印刷会社を選ぶのも一つの手」です。

FMスクリーンについて

何と言っても色合わせができるのが大きなメリット♪

アドバイス多くのネット印刷では、色合わせに対応していません。一方、地元の印刷会社なら、膝を突き合わせて打ち合わせができ、細かな色調整にも応じてもらえることがほとんど です。

例えば、「前回と同じ色で印刷したい」 という場合、過去の印刷物を持ち込んで、それを基準に印刷オペレーターに色を調整してもらうことができます。

印刷の色味はとても繊細で、気温や湿度の変化、さらにはオペレーターの微調整によっても仕上がりが微妙に変わることがあります。そのため、確実に同じ色を再現したい場合は、現物の色見本を渡し、それに合わせて調整してもらうのがベストです。

また、工場によっては 印刷時に立ち会い、実際の仕上がりを確認しながら調整できるところもあります。事前に相談して、立ち会いが可能か確認してみるのもおすすめです。

地元の印刷会社のデメリット

1.ネット印刷より価格が高い

地元の印刷会社は、オーダーメイド対応が多いため、小ロットの印刷ではコストが高くなる傾向があります。しかし、大量部数を注文すれば単価が下がることもあるため、事前に相談してみるのがおすすめです。

ただし、地元の印刷会社はネット印刷とは異なり、細かな調整や個別対応をしてくれる分、そのコストが価格に反映されるのは当然とも言えます。単に「安い・高い」だけで判断するのではなく、仕上がりの品質やサポートの手厚さも考慮して選ぶことが重要 です。

2.オンライン発注に比べると手間がかかる

ネット印刷は、完全オンラインで手続きが完結しますが、地元の印刷会社だと、工程ごとにメール・電話・対面でのやり取りが発生 することがあります。

よって、スピーディーな注文には不向きです。納期に余裕をもって依頼しましょう。

3.納期が長くなることがある

どうしても地元の印刷会社では、特殊な紙や加工を使う場合が多く、通常よりも納期が長くなることがあります。

また、繁忙期などは混み合っている事が多く、すぐには対応できない場合もありますので、余裕をもって発注することをおすすめします。

こまめに確認してもらえる安心感があるよ♪

アドバイス地元の印刷会社は、ネット印刷と比べて納期が長くなることが多い ものの、気軽に電話やメールで相談できる という大きなメリットがあります。特に、印刷に慣れていない人にとっては、専門スタッフと直接やり取りできる安心感 が魅力です。

また、発注ミスをしてしまった場合でも、印刷会社側が気づいて指摘してくれることもあります。実際に、弊社でもうっかりミスをした際に、「このまま印刷すると仕上がりに影響が出るので修正したほうがいいですよ」とアドバイスをもらい、事なきを得たという経験がありました。

ネット印刷はシステム上、基本的に入稿データがそのまま印刷されるため、ミスに気づいてもらうことはほぼありません。その点、地元の印刷会社ならこまめにチェックしてくれるので、距離が近く、より安心して依頼できるのが大きなメリットです。

印刷の知識が少なく、プロのアドバイスを受けながら進めたい

地元の印刷会社であれは、データの不備なども細かくチェックしてくれる場合がほとんどです。なにかあれば電話などで確認してもらえますので、印刷データに不安のある人は地元の印刷会社のほうが安心です。印刷の仕組みを丁寧なども丁寧に教えてもらえます。。


  • 初めて印刷を発注するので、不安がある
  • 「このデザインでちゃんと印刷できるか?」を相談しながら進めたい
  • 印刷物の仕上がりを見ながら、納得して発注したい

4ケース別 印刷会社の選び方

ネット印刷が向いているケース

チラシや名刺など、定番の印刷物を大量に作りたい

ネット印刷は、低コストかつ短納期で大量印刷が可能です。
また、定型サイズ(A4やB5サイズなど)の印刷物であれば、ネット印刷のテンプレートを活用できるので、比較的簡単に取り組むことができます。


  • イベントやキャンペーン用のチラシを1万枚以上印刷したい
  • 展示会や営業用の名刺を社内でまとめて発注したい
  • 定期的に印刷が必要なDMやポストカードを安く作りたい

お試しで少部数のチラシを作りたい

ネット印刷は、大量部数だけでなく少部数の印刷も安いです。お試しで100部くらいのチラシを作りたい場合も安価に印刷できます。


  • 社内の告知用のチラシを100部印刷したい
  • オフィシャルなパンフレットを作る前に試しに少部数印刷してみたい
  • ハガキを少部数印刷したい

できるだけコストを抑えたい(予算が厳しい)

ネット印刷は、とにかく安さが売りです。一般的な企業の販促ツールとしてであれば品質も十分ですので、できるだけコストを抑えたい場合に選択すると良いでしょう。


  • スタートアップや小規模ビジネスで、とにかく安く印刷物を作りたい
  • 学校や自治体のイベントで、予算内に収める必要がある
  • 毎月発行する フリーペーパーやニュースレターのコストを抑えたい

データ入稿に慣れていて、特に細かい調整が不要な場合

ネット印刷は完全データ入稿が前提なので、印刷工程は自動的にメールが配信されるなどワンストップで進行します。工程ごとに電話のサポートなどはありません。(質問には答えてくれる)

よって、 IllustratorやPhotoshopの知識がある人向けで、特に印刷の入稿データを作った経験がある人に向いています。ネット印刷でも、印刷会社でのデータ修正サービスもありますが、基本的にデータ作成の知識がないとミスが起こるリスクが高いです。


  • 自社内でデザインデータを作成し、修正なしで入稿できる
  • デザインの仕上がりにそこまでこだわらない
  • かい調整が不要な案件(企業ロゴ入りの封筒や伝票など)

急ぎで印刷したい(短納期対応が必要)

ネット印刷はネット印刷は、当日発送や翌日発送のオプションがありますので、急な印刷が必要になった場合でも対応できる場合があります。深夜や休日でも注文が可能です。ただし、その分印刷料金は高めになります。


  • 明後日のイベントで使うチラシを急いで印刷したい
  • 名刺を切らしてしまい、すぐに追加発注したい
  • 印刷のスケジュール管理を柔軟にしたい

地元の印刷会社が向いているケース

特殊仕様(箔押し・型抜き・厚紙・和紙など)が必要な場合

ネット印刷では対応できない加工や高級紙などを使った印刷の場合は、地元の印刷会社でないと対応できない場合が多いです。ネット印刷は定番の商品を大量に受注して、印刷するビジネスモデルなので、ニッチな仕様は対応不可の場合が多いです。地元の印刷会社なら、変形サイズにも柔軟に対応してくれます。


  • 金箔・銀箔・ホログラム箔を使った名刺を作りたい
  • 高級感のある紙でパンフレットを作成したい
  • 型抜き(ダイカット)でユニークな形のカードを作りたい
  • ベジタブルインキを使いたい

ブランドイメージにこだわり、紙質や色を厳密に指定したい

地元の印刷会社であれば、実際に紙見本を見ながら特殊な紙を選べる場合があります。特殊な紙で印刷したい場合などは細かくアドバイスをうけると良いでしょう。また、色合わせや印刷品質の調整が可能なので、毎回、同じ色味を再現したい場合などは地元の印刷会社さんに依頼しましょう。過去の印刷物と照らし合わせながら、最適な発色に調整してもらえます。


  • 企業ロゴのカラーを正確に再現したい
  • ブランドイメージを重視し、紙質や加工にこだわりたい
  • 高精細なFMスクリーン印刷を利用したい

長期的に取引したい(相談しながら最適な印刷物を作りたい)

地元の印刷会社となら、一度関係を築けば、毎回スムーズに発注できるようになります。過去のデータを保存してもらえるので、電話1本でリピート増刷が簡単にできる場合があります。そのたびごとに、不安なことや心配なことも気軽に相談できますので安心です。


  • 毎回少しずつデザインが変わる冊子やパンフレット
  • 特定のデザインガイドラインに沿った印刷物を継続発注したい
  • 細かい調整が必要なカスタム印刷物(社内報・会員証など)

5まとめ:「どちらを選ぶべきか?」のチェックリスト

ネット印刷と地元の印刷会社、どっちを選べばいいのか迷ったときに、目的や条件に応じて簡単に判断できるチェックリストを用意しました。該当する項目が多い方を選ぶことで、最適な印刷方法を決められます!

ネット印刷が向いているチェックリスト

「YES」が多い場合はネット印刷を選ぶのが最適です。

  • コストを抑えたい(予算が限られている)・・・(YES・NO)
  • 大量に印刷したい(チラシ・名刺・DMなど)・・・(YES・NO)
  • シンプルな印刷物で、細かい調整は不要・・・(YES・NO)
  • 完全データ入稿ができる(デザインや印刷の知識がある)・・・(YES・NO)
  • 短納期で必要(1〜3日以内に納品希望)・・・(YES・NO)
  • 特殊加工や紙の選択肢は特に求めていない・・・(YES・NO)
  • オンラインで完結できるほうが楽・・・(YES・NO)
  • 色味や発色に、そこまでこだわらない・・・(YES・NO)

判断のポイント

ネット印刷は 「安く・早く・手軽に」がメリットなので、定番の印刷物をスムーズに発注したい場合におすすめです。また、印刷の入稿に慣れている人向けです。

地元の印刷会社が向いているチェックリスト

「YES」が多い場合は 地元の印刷会社がベストな選択肢です。

  • 紙質や色にこだわりたい(ブランドカラーの厳密な再現が必要)・・・(YES・NO)
  • 特殊加工(箔押し・型抜き・エンボス・厚紙など)をしたい・・・(YES・NO)
  • 印刷データに不安があり、プロにアドバイスを受けながら進めたい・・・(YES・NO)
  • 過去の印刷物と色合わせをしたい(前回と同じ仕上がりにしたい)・・・(YES・NO)
  • 納期に多少余裕がある(相談しながら進めたい)・・・(YES・NO)
  • 長期的な取引を考えており、信頼できる印刷会社を見つけたい・・・(YES・NO)
  • オーダーメイドの印刷物を作りたい・・・(YES・NO)
  • ロゴカラーを忠実に再現したい・・・(YES・NO)

判断のポイント

地元の印刷会社は 「品質・相談・柔軟性」 に強みがあるので、仕上がりのクオリティや特殊な要望を優先する場合に適しています。

6付録:おすすめのネット印刷会社

最後に、弊社もお付き合いしているネット印刷会社さんのご紹介をします。
沢山のネット印刷会社さんとお付き合いがありますが、特に品質とコストのバランスが優れている2社をPICK UPしてご紹介します。

プリントネット株式会社

プリントネット株式会社は、名刺、チラシ、ポスター、ポストカード、冊子、カレンダーなど、幅広い印刷商品を取り扱うネット印刷サービスを提供しています。 ​
​2012年7月に「Japan Color標準印刷認証」を取得し、印刷機の定期メンテナンスと客観的な数値管理により、高品質な印刷物を提供しています。 ​Webページに表示されている価格は、一部地域を除き、消費税および送料込みとなっており、PDF形式の見積もり書も自動発行可能です。 ​

いろんなネット印刷会社さんがありますが、プリントネットさんの印刷物の発色は、とても良いと思います。
カスタマーサポートセンターへの電話も、比較的つながりやすくコミュニケーションが取りやすいという特徴があります。

プリントネット

ネット印刷サービス「グラフィック」の特徴

「グラフィック」は、株式会社グラフィックが運営する印刷通販サービスす。「グラフィック」はプロユーザーから初心者まで、幅広いニーズに応える印刷サービスを提供しています。

ナショナルブランドやアパレルメーカー様など、印刷の色味をシビアに表現しなければならない企業様には、印刷会社『グラフィック』のグラフィックビジョンがオススメです。

グラフィックビジョンはオフセット印刷限定のオプションで、280線の高精細印刷が可能になります。スクリーン線数280とは、かなりの線数です。一般的なネット印刷会社のスクリーン線数は175くらいですので、数値を見ただけでも、明らかに違いが想像できます。

  • 280線の高精細出力で細部を緻密に描写できるのでより質感を正確に表現。
  • 網点が細かいことにより従来のにごりやざらつき感がない。
  • グラデーションも網点がほとんど見えず滑らか
  • 干渉モアレやロゼッタモアレなども肉眼ではほとんどわからない。

※印刷料金の20%が追加料金として加算されます。

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後藤ようこ

執筆者:後藤ようこ

後藤 ようこ取締役副社長

スキル

  • ランディング(執筆)
  • ディレクション
  • コンサルティング

大学病院で看護師として働いたのち、看護教員の資格を取得し看護教育に携わりました。
現在は株式会社ノーブランドの取締役としてウェブサイトやパンフレット制作のディレクションを担当しています。(ディレクションは20年以上の経験を持ちます。)
また、医療系の出版社で医療記事の連載をした経験があります。医療記事をはじめ、販促物に掲載する原稿作成(ライティング)も担当しています。医療知識を持っているため、医療、介護、福祉関係のお客様が多いです
これまで学んできた、教育学、人間関係論、心理学などの知識を活かし、販売促進に関わるコンサルティングも行っています。

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